【広告】この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンク経由で申し込みがあった場合、当サイトに報酬が入ります。報酬の有無で結論を変えていません。HeyGenとは提携していません(提携条件を満たしていないためです)。
先に結論です。
- 無料プランは実質的に使えません。月3本・最大1分に加えて、ウォーターマークを削除できません。試用専用と考えてください。
- HeyGenの料金ページには、各プランの商用利用可否が明記されていません。「有料なら商用OK」と要約している記事が多いですが、料金ページを見ただけでは確認できません。
- そしてHeyGenには他の動画生成ツールにない固有の論点があります。他人の顔と声を扱うツールだということです。
- HeyGen自身が、動画ベースのデジタルツイン作成時に本人の同意動画の提出を求めています。規約以前に、プロダクトの仕様として同意が要求されます。
料金プラン(公式料金ページより)
| プラン | 月額 | 生成量 | 動画の長さ | ウォーターマーク |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | 月3本まで | 最大1分 | 削除できない |
| Creator | $29(年払いで$24相当) | 600クレジット/月 | 最大30分 | 削除可 |
| Pro | $49〜 | 1,000〜100,000クレジット/月 | 最大30分・4K | 削除可 |
| Business | $149+$20/席 | 1,500クレジット/月 | 最大60分・4K | 削除可 |
| Enterprise | 要相談 | — | 上限なし | 削除可 |
Proプランは段階制で、上位ティアほどクレジットが増えます。ただし公式の料金ページには「Pro starts at $49/month and scales up to tiers with more credits per month」とあるだけで、上限額とクレジット数は公開されていません。
無料プランの位置づけをはっきりさせておく
無料プランは「無料で使える」ではなく「無料で試せる」です。月3本・1分という制限に加えて、ウォーターマークが削除できません。納品物にも、自社のSNS運用にも使えないと考えたほうが実態に合います。実際に何かを作るなら、最低でもCreator(月29ドル)からです。
料金ページに商用利用の記載がない
当サイトでは、AIツールの「商用利用できるか」を4つの軸(プラン・透かし・権利・素材)に分けて確認することを勧めています。HeyGenをその枠組みで見ると、①プランの軸が料金ページからは確認できません。
公式の料金ページには、各プランの機能として「ウォーターマーク削除」は明記されていますが、「商用ライセンス」に相当する記載が見当たりませんでした。ElevenLabsが料金ページに Commercial License と明記しているのとは対照的です。
日本語の解説記事の多くは「有料プランなら商用利用可能」と書いています。実態としてはそうである可能性が高いのですが、料金ページだけでは裏が取れません。業務で使う前に、利用規約本文で商用利用に関する条項を直接確認してください。
本題——HeyGenは「他人の顔と声」を扱うツールである
ここがHeyGen固有の、そして最も重要な論点です。
Seedance や Runway が扱うのは「架空の映像」です。一方HeyGenが作るのは「実在する誰かに見える人物が、しゃべっている映像」です。扱うものが違えば、確認すべきことも変わります。
HeyGen自身が同意動画を要求している
カスタムのデジタルツイン(自分や他人の姿を再現したアバター)を作る場合、HeyGenは本人の同意動画(consent video)の提出を求めます。規約に書いてあるだけでなく、作成フローの中で提出しないと進めない仕様になっています。
これは「厳しい」のではなく、本人の同意なしに人の顔と声を複製することが、そもそも重大な問題だからです。ツール側が仕組みで止めている、と理解するのが正確です。
同意は「取った」だけでは足りない
実務では、同意の範囲まで決めておく必要があります。最低限、次の3つは書面で確認しておくべきです。
- 目的:何に使うのか(社内研修用か、公開する広告か、で意味がまったく違います)
- 公開期間:いつまで使ってよいのか。退職後・契約終了後はどうするのか
- 二次利用の可否:切り出して別の用途に使ってよいか。第三者に渡してよいか
日本では、他人の容貌を無断で利用することは肖像権の問題になり、著名人の場合はパブリシティ権の問題も生じます。「本人がいいと言ったから大丈夫」で進めると、後から範囲の認識違いが表面化します。組織で使うなら、事前に社内規程を用意しておくのが現実的です。
ストックアバターとカスタムアバターは分けて考える
| 確認すべきこと | |
|---|---|
| ストックアバター(HeyGen提供) | 提供元が権利処理済み。利用範囲は規約に従う |
| カスタムアバター(自分や他人を再現) | 本人の同意動画が必須。加えて目的・期間・二次利用の範囲を書面で取る |
顔を出したくない場合は、ストックアバターを使うのが素直な選択です。自分の顔を登録すれば当然その映像が残りますし、一度作ったアバターの扱いは自分で管理し続ける必要があります。
日本語で使うときの実務メモ
日本語のリップシンクについては、短めの文を単位にすると自然に仕上がりやすいとされています。カタカナ語や専門用語が多い原稿では、表記を調整するとリップシンクの精度が改善するという報告もあります。原稿をそのまま流すのではなく、読み上げやすい形に整えてから生成するほうが結果が安定します。
※ 本記事では実際に生成した日本語動画の品質評価は行っていません。上記は公開されている情報に基づく整理です。品質については実測したうえで別途取り上げます。
導入前のチェックリスト
- 無料プランで判断しない。透かしが消せないので、仕上がりの評価にも納品にも使えません
- 利用規約本文で商用利用の条項を確認する。料金ページには書かれていません
- カスタムアバターを作るなら、同意動画に加えて、目的・公開期間・二次利用の可否を書面で取る
- 他人の顔を使う予定があるなら、先に社内の取り扱いルールを決める。作ってから考えると止められません
- 顔出しを避けたいならストックアバターを選ぶ
広告|Synthesia公式
HeyGenは他人の顔を使うときに同意動画を求めます。自社の担当者を出せない事情がある場合、Synthesiaのストックアバター(125体以上)を使う選択肢があります。年払いでStarterが月2,980円、自分のアバターを作れるCreatorが月10,490円。ただしSynthesiaでもアバターの書き出しはできません(規約で明記)。
※ 広告リンクです。料金・条件は変更されるため、申し込み前に必ず公式の表示をご確認ください。数値は2026年9月23日確認です。
まとめ
- 無料プランは月3本・1分・透かし削除不可。実際に作るならCreator(月29ドル)から
- 料金ページに商用利用の明記がない。規約本文で確認が必要
- HeyGen固有の論点は他人の顔と声を扱うこと。HeyGen自身が同意動画を要求している
- 同意は取るだけでなく目的・期間・二次利用の範囲まで決める
- ストックアバターとカスタムアバターは、確認すべきことが違う
※ この記事は2026年9月5日時点で確認できた公式料金ページおよび公開情報に基づく整理であり、法的助言ではありません。料金・仕様・規約は予告なく変更されます。肖像権やパブリシティ権が関わる案件では、事前に専門家にご相談ください。
出典
- HeyGen 公式料金ページ(各プランの月額・生成量・動画長・ウォーターマークの扱い)
- HeyGenのカスタムアバター作成における同意動画の要求、および肖像権・パブリシティ権に関する2026年の解説記事
2026年9月6日 追記と訂正
公式ページと公式ヘルプで再確認しました。撤回が2件、確認が取れた点が4件あります。
撤回:数値の裏が取れませんでした
【2026年9月11日 この撤回を取り消します】下記2件は公式料金ページのFAQに明記されていました。当初の記述のほうが正しく、9月6日の撤回はこちらの確認漏れです。経緯は記事末尾に書きました。
| 撤回した記述 | 確認結果 |
|---|---|
| 「Proは最大で月4,300ドル・100,000クレジット」 | 公式は「$49から始まり、より多くのクレジットを持つティアへ上がる」とのみ記載。上限額は非公開 |
| 「Businessは1,500クレジット/月」 | 比較表にクレジット数の記載が見当たりません。「最大60分」は確認できました |
確認:料金ページで「商用」と書かれているのはEnterpriseだけ
本文で「料金ページに商用利用の記載がない」と書きましたが、より正確にはこうです。プラン比較のうち「Commercial terms」という項目が現れるのは Enterprise のみで、Free・Creator・Pro・Business には対応する記載が見当たりません。
ただし、これは「Enterprise以外は商用利用できない」という意味ではありません。Enterpriseの「Commercial terms」は個別契約条件を指している可能性が高く、料金ページだけでは判断できないというのが当サイトの結論です。利用規約本文の確認は未実施です。
確認:同意動画は「AI安全プロトコル」上の必須要件
本文で触れた同意の要件は、公式ヘルプに明記されていました。
To comply with AI safety protocols, for every video-based Digital Twin created, users must record a short consent video before creating their avatar.
(AI安全プロトコルに準拠するため、作成されるすべての動画ベースのデジタルツインについて、ユーザーはアバター作成前に短い同意動画を録画する必要がある)
HeyGen Help Center「Recording your Consent Video」(2026年9月6日確認)
実務上、重要なのは次の2点です。
- 他人のアバターを作る場合、その本人が自分で同意動画を録る必要があります。同席は不要で、QRコードを読み取って各自のスマートフォンから送信できます。ただしアバター素材と同時に提出する必要があります
- Looksについては同意は初回1回のみで、作成のたびに録り直す必要はありません
出典:Recording your Consent Video|HeyGen Help Center(2026年9月6日確認)
確認:アバターの本数と種類
| 項目 | Business | Enterprise |
|---|---|---|
| ストック動画アバター | 700+ | |
| カスタム動画アバター | 5+ | 10+ |
| 音声クローン / フォトアバター | 無制限 | |
| Avatar IV の1本あたり上限 | 30分 | |
紹介プログラムを検討している人へ
HeyGenの現行の紹介制度は Social Creator Program です。公式ページに「Open to creators with 5K+ followers on at least one platform.」(いずれかのプラットフォームで5,000人以上のフォロワーを持つクリエイター向け)と明記されています。
ブログやSEO記事だけでの紹介は対象外です。オリジナルの動画コンテンツでの紹介が前提になっています。
報酬は継続課金に対するもので、通常35%。2026年8月1日から10月31日までは期間限定で50%と告知されています。
出典:HeyGen Social Creator program(2026年9月6日確認)
当サイトはこのプログラムに参加していません。本記事に広告リンクは含まれていません。
2026年9月11日 追記:プラン構成が変わっています
HeyGenのプラン名と価格は過去に変更されています。古い構成を前提にした説明が今も流通しているため、現行の構成を明示します。
| プラン | 月額 | クレジット/月 | 動画の最大長 | ウォーターマーク削除 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | — | 1分 | 不可 |
| Creator | $29 | 600 | 30分 | 可 |
| Pro | $49 | 1,000 | 30分 | 可 |
| Business | $149(+$20/席) | — | 60分 | 可 |
| Enterprise | 要相談 | — | 上限なし | 可 |
出典:HeyGen Pricing(2026年9月11日確認)
機能ごとに何クレジット消費するのか、Creatorの600クレジットで何分作れるのかは、HeyGenのクレジットは何分で尽きるのか|Avatar Vは1分48クレジット、Creatorなら12分半に分けて書きました。
「Teamプラン」という説明を見かけたら、それは現行ではありません
「Teamプラン $39/月/シート」という記述が、いまも検索結果に残っています。当サイトが2026年9月11日に公式料金ページを確認した時点で、Teamという名称のプランは存在しません。
個人向けは Free / Creator / Pro の3つ、法人向けが Business / Enterprise の2つです。チーム利用に相当するのは Business($149+席ごとに$20)で、$39/シートではありません。
Proプラン($49)が説明から抜けている記事もあります。個人で4K出力が必要な場合はここが該当します。
無料プランの制限も確認しました
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 本数 | 月3本(”3 videos per month”) |
| 長さ | 1本1分まで(”Videos up to 1 min”) |
| 解像度 | 最大1080P(”Up to 1080P”) |
| ウォーターマーク | 削除できない(削除はCreator以上の機能) |
「無料プランは720pまで」という説明も見かけますが、2026年9月11日時点の公式表記は「Up to 1080P」です。
ただし、実際に生成して解像度を計測したわけではありません。当サイトが確認したのは料金ページの記載のみです。
紹介プログラムを探している場合
HeyGenの紹介制度について触れていない解説記事が多いので補足します。現行は Social Creator Program で、公式に「Open to creators with 5K+ followers on at least one platform」と明記されています。
ブログやSEO記事だけでの紹介は対象外で、オリジナルの動画コンテンツが前提です。詳細は本記事の該当セクションに記載しています。
2026年9月11日 追記:9月6日の撤回は誤りでした
9月6日にこの記事で撤回した2件は、撤回する必要のないものでした。公式料金ページのFAQを開いて確認したところ、次のように明記されています。
All Pro tiers include the same features: only the monthly credit allocation changes. Tiers range from 1,000 credits/mo at $49 to 100,000 credits/mo at $4,300.
(Proの各ティアは機能が同一で、変わるのは月間クレジット配分だけです。ティアは月1,000クレジット・49ドルから、月100,000クレジット・4,300ドルまでの範囲です)
HeyGen 公式料金ページ FAQ(2026年9月11日確認)
Businessの1,500クレジット/月も、プラン比較表に記載があります。
なぜ間違えたか。料金ページのFAQはアコーディオン形式で、開かないと中身が読めません。プラン比較表だけを見て「記載がない」と判断しました。「見つからなかった」を「書かれていない」と書いたのが誤りです。
あわせて確認できた点
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| Creatorの年払い | 月29ドル、年払いなら月24ドル相当 |
| クレジットの繰り越し | 月払いは翌月まで繰り越せる。年払いは更新日まで累積 |
| 解約した場合 | 繰り越されず失効する |
| クレジットの追加購入 | Businessのみ。CreatorとProはプラン・ティアの変更で対応 |
出典:HeyGen Pricing(2026年9月11日確認)
