YouTubeの「量産型のコンテンツ」はどこから該当するのか|公式は「同じ型で作ること自体は問題ではない」と書いている

先に結論です。

  • 公式は「同じようなパターンで作ること自体は問題ではない」と書いています。判定軸は動画ごとに中身が実質的に異なるかです
  • 2025年7月15日の変更は、名称変更と明確化です。「繰り返しの多いコンテンツ」→「量産型のコンテンツ」。これまでも収益化の対象外だったと公式が説明しています
  • 混同されがちですが、別々の3つのポリシーがあります。量産型のコンテンツ/再利用されたコンテンツ/満足度の低いコンテンツ
  • AI生成コンテンツには、許可される例と許可されない例の両方が公式に挙がっています。AIを使ったかどうかでは判定されません
  • 健康・法律・金融の助言をするAIペルソナは、別項目で収益化不可と明記されています

2025年7月15日に変わったのは名前です

まず、変更内容そのものを公式の記載で確認します。

項目 内容
旧名称 繰り返しの多いコンテンツ
新名称 量産型のコンテンツ
変更の趣旨 繰り返しの多いものだけでなく大量生産されたコンテンツも該当することを明確化
従来との関係 「こういったコンテンツはこれまでも収益化の対象外でした」と公式が明記
再利用されたコンテンツのポリシー 変更なし
出典:YouTubeヘルプ「YouTube のチャンネル収益化ポリシー」冒頭の更新履歴(2026年9月12日確認)

新しく禁止されたものはない、というのが公式の説明です。「7月から急に厳しくなった」という話が流通していますが、公式の記載はそうなっていません。

公式は「同じ型で作ること自体は問題ではない」と書いています

ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。ポリシーの「収益化が許可されるコンテンツ」の節に、こう書かれています。

同じようなパターンに沿ってコンテンツを作成しているチャンネルが多いことは周知の事実で、それ自体は問題ではありません。重要なのは、各動画の中身が実質的に異なり、創造的、教育的、その他の価値を有していることです。

YouTubeヘルプ「YouTube のチャンネル収益化ポリシー」(2026年9月12日確認)

テンプレートを持つこと自体は禁止されていません。毎回同じ構成で作っていても、中身が実質的に違えば対象外です。

収益化が許可される例 収益化が許可されない例
イントロとエンディングは同じだが、コンテンツの大部分は異なる 教育的価値・解説・ナレーションが不十分で、動画ごとの違いがほとんどない
似たようなコンテンツでも、動画ごとにストーリー・焦点・コンセプトが異なる(キャラクターを追うシリーズ、商品レビューなど) キャラクターが何度も同じ状況に置かれ、同じ結末を迎える
— 説明・解説・教育的価値が最小限または皆無の画像スライドショー、テンプレート化されたストーリー、スクロールテキスト
— 率直な洞察や視点が追加されておらず、汎用的なテンプレートで作られ、大量生産の印象を与えるAI生成コンテンツ
出典:同ポリシー「一般的、または繰り返しの多いコンテンツ」の節(2026年9月12日確認)。いずれも網羅的なリストではないと明記されている

許可されない例の4つ目だけがAIに言及しています。そして条件は「率直な洞察や視点が追加されていない」ことです。AIで作ったから不可なのではありません。

混同されている3つのポリシー

「量産型」の話をするとき、実際には別々の3つのポリシーが混ざっています。どれに当たるかで、直し方が変わります。

ポリシー 対象 判定される軸
量産型のコンテンツ 自分で作った動画 動画ごとの中身が実質的に異なるか
再利用されたコンテンツ 他人の素材を使った動画 元の動画との間に有意義な違いを視聴者が見て取れるか
満足度の低い、または不快なコンテンツ 手法そのもの 感情の操作や衝撃に依存していないか、一貫した構成があるか
出典:同ポリシーの各節(2026年9月12日確認)

再利用されたコンテンツのポリシーは、著作権とは切り離されています。公式は、著作権の申し立てを1件も受けていなくても、再利用のガイドライン違反になり得ると書いています。元のクリエイターから許可を得ている場合も同じです。

再利用でも許可される例があります

こちらにも許可される例が並んでいます。他人の素材を使うこと自体が禁止なのではありません。

  • 批評する目的でクリップを使っている
  • 映画のシーンを引用して、会話を書き換えたりナレーションを変更している
  • スポーツのリプレイで、良い結果につながったプレーを解説している
  • リアクション動画で、元の動画に対してコメントしている
  • 他のクリエイターの映像を編集し、ストーリーや解説を追加している
  • アップロードしたクリエイター本人が動画の主役になっている

一方で、音程や速さを変えているが、それ以外はオリジナルと同一の曲や、自分で作っていないテキストを読み上げただけのコンテンツは、許可されない例に挙がっています。

AIペルソナには専用の項目があります

これは「量産型」とは別枠で、より強い書き方になっています。

デリケートなトピック(健康、法的問題、金融、政治など)について、人間の専門家を装って助言するAI生成ペルソナを使うチャンネルは、収益化が許可されません。公式が挙げている例は次の3つです。

  • 医学的な診断、健康に関するアドバイス、健康法を提供するAI「医師」
  • 財務ガイダンス、投資のヒント、資産管理のアドバイスを提供するAI生成ポッドキャストのホスト
  • 法的助言や法律の解釈を行うAIペルソナ

出典:同ポリシー「デリケートなトピックに関連する AI ペルソナ」(2026年9月12日確認)

AIアバターで解説チャンネルを作る場合、テーマがこの3分野に入るかどうかを先に確認してください。

審査で見られる場所は公開されています

審査担当者がすべての動画を確認できるわけではないため、重視されることがある要素が公式に列挙されています。

  1. 主なテーマ
  2. 再生回数の多い動画
  3. 最新の動画
  4. 総再生時間の最も多くを占める部分
  5. 動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明)
  6. チャンネルの[概要]セクション

「最新の動画」が入っています。直近に投げた動画が、チャンネル全体の印象を決める可能性があるということです。

当サイトの場合

当サイトは毎朝1本、同じ構成でショート動画を公開しています。冒頭に異変、本人の声でオチ、という型が決まっています。形式だけ見れば「量産」です。

公式の基準に当てて自己点検すると、こうなります。

公式の判定軸 当サイトの状態
動画ごとに中身が実質的に異なるか 題材は毎回別(紙の渦/会社の追跡/会議机/退勤)。該当しない方向
率直な洞察や視点が追加されているか 30歳会社員という一貫した視点。該当しない方向
同じ状況・同じ結末の繰り返しか ここは注意が要ります。型が固定なので、題材だけ変えて結末が同じになると近づきます
デリケートなトピックのAIペルソナか 健康・法律・金融の助言はしていない。該当しない

「型があること」ではなく「結末まで同じになること」が危ないと分かります。公式の文章を読むと、点検すべき場所がここだと特定できます。

まとめ

  • 2025年7月15日の変更は名称変更と明確化。従来から対象外だったと公式が説明している
  • 同じパターンで作ること自体は問題ではない、と公式が明記している
  • 判定軸は「各動画の中身が実質的に異なるか」
  • AI生成コンテンツには許可される例も許可されない例もある。分けているのは「率直な洞察や視点」の有無
  • 量産型/再利用/満足度の低いコンテンツは別のポリシー。再利用は著作権とは切り離されている
  • 健康・法律・金融のAIペルソナは専用項目で収益化不可

※ この記事は2026年9月12日に確認したYouTubeヘルプの記載に基づく整理であり、法的助言ではありません。公式が挙げている例はいずれも網羅的なリストではないと明記されています。ポリシーは変更されるため、判断の前に最新の記載をご確認ください。

出典

YouTubeの「量産型のコンテンツ」はどこから該当するのか|公式は「同じ型で作ること自体は問題ではない」と書いている

先に結論です。

  • 公式は「同じようなパターンで作ること自体は問題ではない」と書いています。判定軸は動画ごとに中身が実質的に異なるかです
  • 2025年7月15日の変更は、名称変更と明確化です。「繰り返しの多いコンテンツ」→「量産型のコンテンツ」。これまでも収益化の対象外だったと公式が説明しています
  • 混同されがちですが、別々の3つのポリシーがあります。量産型のコンテンツ/再利用されたコンテンツ/満足度の低いコンテンツ
  • AI生成コンテンツには、許可される例と許可されない例の両方が公式に挙がっています。AIを使ったかどうかでは判定されません
  • 健康・法律・金融の助言をするAIペルソナは、別項目で収益化不可と明記されています

2025年7月15日に変わったのは名前です

まず、変更内容そのものを公式の記載で確認します。

項目 内容
旧名称 繰り返しの多いコンテンツ
新名称 量産型のコンテンツ
変更の趣旨 繰り返しの多いものだけでなく大量生産されたコンテンツも該当することを明確化
従来との関係 「こういったコンテンツはこれまでも収益化の対象外でした」と公式が明記
再利用されたコンテンツのポリシー 変更なし
出典:YouTubeヘルプ「YouTube のチャンネル収益化ポリシー」冒頭の更新履歴(2026年9月12日確認)

新しく禁止されたものはない、というのが公式の説明です。「7月から急に厳しくなった」という話が流通していますが、公式の記載はそうなっていません。

公式は「同じ型で作ること自体は問題ではない」と書いています

ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。ポリシーの「収益化が許可されるコンテンツ」の節に、こう書かれています。

同じようなパターンに沿ってコンテンツを作成しているチャンネルが多いことは周知の事実で、それ自体は問題ではありません。重要なのは、各動画の中身が実質的に異なり、創造的、教育的、その他の価値を有していることです。

YouTubeヘルプ「YouTube のチャンネル収益化ポリシー」(2026年9月12日確認)

テンプレートを持つこと自体は禁止されていません。毎回同じ構成で作っていても、中身が実質的に違えば対象外です。

収益化が許可される例 収益化が許可されない例
イントロとエンディングは同じだが、コンテンツの大部分は異なる 教育的価値・解説・ナレーションが不十分で、動画ごとの違いがほとんどない
似たようなコンテンツでも、動画ごとにストーリー・焦点・コンセプトが異なる(キャラクターを追うシリーズ、商品レビューなど) キャラクターが何度も同じ状況に置かれ、同じ結末を迎える
— 説明・解説・教育的価値が最小限または皆無の画像スライドショー、テンプレート化されたストーリー、スクロールテキスト
— 率直な洞察や視点が追加されておらず、汎用的なテンプレートで作られ、大量生産の印象を与えるAI生成コンテンツ
出典:同ポリシー「一般的、または繰り返しの多いコンテンツ」の節(2026年9月12日確認)。いずれも網羅的なリストではないと明記されている

許可されない例の4つ目だけがAIに言及しています。そして条件は「率直な洞察や視点が追加されていない」ことです。AIで作ったから不可なのではありません。

混同されている3つのポリシー

「量産型」の話をするとき、実際には別々の3つのポリシーが混ざっています。どれに当たるかで、直し方が変わります。

ポリシー 対象 判定される軸
量産型のコンテンツ 自分で作った動画 動画ごとの中身が実質的に異なるか
再利用されたコンテンツ 他人の素材を使った動画 元の動画との間に有意義な違いを視聴者が見て取れるか
満足度の低い、または不快なコンテンツ 手法そのもの 感情の操作や衝撃に依存していないか、一貫した構成があるか
出典:同ポリシーの各節(2026年9月12日確認)

再利用されたコンテンツのポリシーは、著作権とは切り離されています。公式は、著作権の申し立てを1件も受けていなくても、再利用のガイドライン違反になり得ると書いています。元のクリエイターから許可を得ている場合も同じです。

再利用でも許可される例があります

こちらにも許可される例が並んでいます。他人の素材を使うこと自体が禁止なのではありません。

  • 批評する目的でクリップを使っている
  • 映画のシーンを引用して、会話を書き換えたりナレーションを変更している
  • スポーツのリプレイで、良い結果につながったプレーを解説している
  • リアクション動画で、元の動画に対してコメントしている
  • 他のクリエイターの映像を編集し、ストーリーや解説を追加している
  • アップロードしたクリエイター本人が動画の主役になっている

一方で、音程や速さを変えているが、それ以外はオリジナルと同一の曲や、自分で作っていないテキストを読み上げただけのコンテンツは、許可されない例に挙がっています。

AIペルソナには専用の項目があります

これは「量産型」とは別枠で、より強い書き方になっています。

デリケートなトピック(健康、法的問題、金融、政治など)について、人間の専門家を装って助言するAI生成ペルソナを使うチャンネルは、収益化が許可されません。公式が挙げている例は次の3つです。

  • 医学的な診断、健康に関するアドバイス、健康法を提供するAI「医師」
  • 財務ガイダンス、投資のヒント、資産管理のアドバイスを提供するAI生成ポッドキャストのホスト
  • 法的助言や法律の解釈を行うAIペルソナ

出典:同ポリシー「デリケートなトピックに関連する AI ペルソナ」(2026年9月12日確認)

AIアバターで解説チャンネルを作る場合、テーマがこの3分野に入るかどうかを先に確認してください。

審査で見られる場所は公開されています

審査担当者がすべての動画を確認できるわけではないため、重視されることがある要素が公式に列挙されています。

  1. 主なテーマ
  2. 再生回数の多い動画
  3. 最新の動画
  4. 総再生時間の最も多くを占める部分
  5. 動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明)
  6. チャンネルの[概要]セクション

「最新の動画」が入っています。直近に投げた動画が、チャンネル全体の印象を決める可能性があるということです。

当サイトの場合

当サイトは毎朝1本、同じ構成でショート動画を公開しています。冒頭に異変、本人の声でオチ、という型が決まっています。形式だけ見れば「量産」です。

公式の基準に当てて自己点検すると、こうなります。

公式の判定軸 当サイトの状態
動画ごとに中身が実質的に異なるか 題材は毎回別(紙の渦/会社の追跡/会議机/退勤)。該当しない方向
率直な洞察や視点が追加されているか 30歳会社員という一貫した視点。該当しない方向
同じ状況・同じ結末の繰り返しか ここは注意が要ります。型が固定なので、題材だけ変えて結末が同じになると近づきます
デリケートなトピックのAIペルソナか 健康・法律・金融の助言はしていない。該当しない

「型があること」ではなく「結末まで同じになること」が危ないと分かります。公式の文章を読むと、点検すべき場所がここだと特定できます。

まとめ

  • 2025年7月15日の変更は名称変更と明確化。従来から対象外だったと公式が説明している
  • 同じパターンで作ること自体は問題ではない、と公式が明記している
  • 判定軸は「各動画の中身が実質的に異なるか」
  • AI生成コンテンツには許可される例も許可されない例もある。分けているのは「率直な洞察や視点」の有無
  • 量産型/再利用/満足度の低いコンテンツは別のポリシー。再利用は著作権とは切り離されている
  • 健康・法律・金融のAIペルソナは専用項目で収益化不可

※ この記事は2026年9月12日に確認したYouTubeヘルプの記載に基づく整理であり、法的助言ではありません。公式が挙げている例はいずれも網羅的なリストではないと明記されています。ポリシーは変更されるため、判断の前に最新の記載をご確認ください。

出典