その記事はいつの情報か|AI動画の解説記事を、日付ではなく中身で判定する

「その記事はいつの情報か。」と書かれた記事のアイキャッチ

先に結論です。

  • AI動画ツールの記事は公開から数か月で内容が無効になります。この記事も例外ではありません。
  • だから読者側に判定の手段が要ります。投稿日ではなく、本文に出てくる固有名詞で古さを測るのが最も確実です。
  • 「2026年最新版」というタイトルは目安になりません。2026年は1年あります。
  • この記事はチェックリストとして使える形にしました。新しい情報が出るたびに更新し、更新したことを明記します。

なぜ日付が当てにならないのか

多くのメディアが記事の投稿日や更新日を表示しています。ところがこの日付は書き換えられます。本文を直さずに日付だけ新しくしても、外からは区別がつきません。

一方で本文に出てくるモデル名やバージョン番号は書き換えられません。書き換えるなら本文そのものを更新する必要があるからです。だから固有名詞のほうが、日付より正確な鮮度の指標になります。

当サイトが全記事に実測日を表示し、それを記事の最終更新日と自動で連動させているのも同じ理由です。手で書き換えられる仕組みにすると、いずれ実態と合わなくなります。

判定チェックリスト(2026年9月時点)

記事に書いてあること その記事の情報が古い基準日
Sora / Sora2 が現役として紹介されている 2026-04-26 より前(Web版・アプリ版の終了日)
Sora APIが使える前提で書かれている 2026-09-24 より前(API終了日)
Seedance 2.0 が最新として扱われている 2026-07-31 より前(2.5のリリース日)
MiniMax H3 が登場しない 2026-07-31 より前
Gemini Omni Flash が登場しない 2026年5月のGoogle I/Oより前
Geminiの透かしが「消せない」と書かれている 2026-08 より前(可視透かしのオフ設定が追加)
Geminiの動画生成が「無料で使える」と書かれている 要注意。アプリ無料プランは動画生成の対象外です
Geminiの1080p・4Kを「ネイティブ生成」と書いている 誤り。アップスケールと提供元が明記しています
Geminiの動画長を「一発で40秒」と書いている 誤り。単発は3〜10秒で、40秒は延長の累計
HeyGenに「Teamプラン」が出てくる 現存しません。現行はFree/Creator/Pro/Business/Enterprise
HeyGenの料金記事に「クレジット」が1度も出てこない 2026年のクレジット制移行より前
HeyGenのAvatar IVが1行で単一の数値 現在はフォトLook 16/動画Look 31に分岐済み

下の5行は、この記事を書いてから公開するまでの数日で足したものです。チェックリストが自分自身の主張を実演してしまいました。

使い方は単純です。読んでいる記事にこれらの記述があったら、その時点で情報が古いと判断できます。投稿日が今月でも同じです。

もうひとつの指標——書いていないことを見る

古い記事は間違ったことを書いているとは限りません。その後に起きたことを書いていないだけ、という形が多いのです。

たとえば「商用利用OK」と書かれた記事があったとして、それ自体は正しいかもしれません。しかし入力素材が学習に使われる条項に触れていなければ、受託で使う人にとっては判断材料が足りていません。

だから「書いてあることが正しいか」だけでなく「必要なことが書いてあるか」も見る必要があります。当サイトが商用利用を4つの軸に分解したのは、この抜けを見つけやすくするためです。

料金体系が変わったときは、数値より「体系」を見る

個別の数値より強い判定材料があります。料金の仕組みそのものが切り替わった場合です。

HeyGenは2026年に、プラン内で使い放題だった構造からクレジット制へ移行しました。この場合、単価の正誤を1つずつ照合するまでもなく判定できます。

  • 「クレジット」という語が1度も出てこないHeyGenの料金記事は、移行前のものです
  • 「Teamプラン」が出てくる記事も移行前です。現行にTeamは存在しません

体系が変わると、プラン名ごと消えます。数値の食い違いは「値上げなのか誤記なのか」で迷いますが、存在しないプラン名なら迷う余地がありません。

表の「行の分かれ方」でも分かる

細かいですが、よく効く目印がもうひとつあります。同じ機能が、途中から複数の行に分かれることがあります。

HeyGenのAvatar IVは、現在フォトLookと動画Lookで単価が分かれています(16と31クレジット/分)。Avatar IVが1行にまとまっていて単一の数値しか書かれていない表は、分岐前の情報です。

正解の単価を知らなくても、表の構造だけで古さが判定できます。

実例:上位記事を2本、判定してみる

2026年9月11日に、検索上位の記事を実際に2本判定しました。いずれも他社の記事なので、サイト名は出しません。

例1:「HeyGen 商用利用」の1位

見えたもの 判定
本文に「2025年7月現在」と明記 自己申告。これ自体は誠実です
「Teamプラン $39/月/シート」が載っている 現存しないプラン。移行前で確定
「クレジット」の出現が0回 クレジット制移行前で確定
無料プランが「月3本・720p」 現行は最大1分。条件が変わっています

公開2025年5月、更新2025年9月。1年以上そのままでした。

ただし、ここが重要です。このサイト自体は毎日新しい記事を出しています。止まっているのではなく、新規投入を続けながら既存記事を更新していない。「更新が止まったサイトだから古い」という見分け方は通用しません。

例2:「HeyGen クレジット」の上位

日本語では最も詳しく書かれていた記事です。機能別の単価表が載っていました。

その記事の記載 公式(2026年9月11日確認)
Avatar V 20クレジット/分 48クレジット/分
Avatar IV 20クレジット/分(1行) フォトLook 16/動画Look 31(2行に分岐)
Avatar III 動画Look 3クレジット/分 4クレジット/分

前の章で書いた「Avatar IVが1行の表」が、そのまま出てきました。

この記事は、その数値を根拠に「Avatar IVはAvatar IIIの約7倍」と説明しています。20÷3の計算です。現行の数値なら48÷4で12倍。数値だけでなく、そこから導いた結論まで変わります。

予算を立てる用途なら致命的です。Avatar Vを20クレジット/分で見積もると、実際の2.4倍作れる計算になります。単価はHeyGenのクレジットは何分で尽きるのか|Avatar Vは1分48クレジット、Creatorなら12分半で確認できます。

いちばん腐っていたのは、ツールの公式サイトだった

ここまで「解説記事が古いかどうか」の話をしてきました。前提が甘かったので訂正します。

2026年9月に2つのツールを調べたところ、提供元の公式サイトの中で、同じ項目の数値が食い違っていました。解説記事が古いのではなく、参照元が割れていたのです。

例1:公式FAQと公式料金ページが違う

無料プランの項目 公式FAQ 公式料金ページ
画質 480p SD 720p HD
動画の長さ 最大1分 最大10分
プラン構成 Free/Basic/Plus Free/Plus/Business
保存プロジェクト数 12件 12件(ここだけ一致)
FlexClipの公式サイト内の2ページを2026年9月12日に比較。英語版・日本語版とも同じ結果でした

プロジェクト数だけが一致しています。これは片方が旧プラン体系のまま更新されていないことを示しています。詳細はFlexClipは商用利用できるのか|公式FAQで確認したら、プランではなく素材で決まっていたに書きました。

例2:公式ヘルプ・料金ページ・実アカウントの3つが違う

無料枠 公式ヘルプ 公式料金ページ 実アカウント
クレジット数 15 記載なし 30
DomoAIについて2026年9月12日に確認。有料プランの金額とクレジット数は、ヘルプと料金ページで一致する行がひとつもありませんでした

そのヘルプ記事の末尾には、こう添えられていました。

You can verify current pricing and discounts on DomoAI’s official pricing page

(現在の価格と割引は、公式料金ページでご確認いただけます)

提供元自身が、自分のヘルプの鮮度を保証していません。詳細はDomoAIの無料枠はいくつか|公式ヘルプ・料金ページ・実アカウントで数字が3つとも違うに書きました。

だから、判定の手順が1つ増えます

「公式に書いてあった」だけでは足りません。公式のどこに書いてあったかまで見る必要があります。

公式の場所 鮮度の傾向
料金ページ いちばん新しい。課金が発生するページなので放置されにくい
利用規約 改定日が明記されることが多く、判定しやすい
ヘルプセンター・FAQ いちばん古くなりやすい。プラン改定に追従しないまま残る
当サイトが2026年9月に複数ツールを確認した範囲での傾向です

解説記事がヘルプセンターを引いていた場合、その記事は書いた時点で既に古かった可能性があります。書き手が手を抜いたとは限りません。

当サイトも数値を引くときは、料金ページと規約を優先し、ヘルプを引くときは記事の日付を見るようにしています。

この記事自体について

上の表は、いずれ古くなります。新しいモデルが出れば行が増え、既存の行の意味も変わります。

だから当サイトでは、この記事を更新し続ける前提のページとして扱います。新しい基準日が判明したら追記し、更新したことを記事内に明記します。黙って書き換えることはしません。

そのうえで、読者の方にお願いがあります。この表に載せるべき変更を見つけたら、お問い合わせからお知らせください。この分野で個人が全部を追い切るのは無理があります。

当サイトも間違えました(2026年9月11日)

ここまで判定基準を並べてきましたが、当サイト自身が同じ型の失敗をしています。

2026年9月6日、HeyGenの記事で「Proプランの上限額は公式に記載がない」「Businessのクレジット数の記載が見当たらない」として、それまで書いていた数値を撤回しました。

9月11日に確認したところ、どちらも公式料金ページのFAQに明記されていました。撤回のほうが誤りでした。

原因は、FAQがアコーディオン形式で開かないと読めなかったことです。プラン比較表だけを見て「記載がない」と判断しました。「見つからなかった」を「書かれていない」と書いてしまった。

これも、この記事のチェックリストに載せるべき失敗の型です。撤回は取り消し、経緯はHeyGenは商用利用できるのか|無料プランが使えない理由と、アバターに必要な同意動画の末尾に残しています。

まとめ

  • AI動画分野では投稿日より本文の固有名詞のほうが鮮度の指標として正確
  • 「2026年最新版」は目安にならない
  • 古い記事は間違っているのではなくその後を書いていないことが多い
  • この記事も古くなる。上の表は、この記事を疑うためにも使ってください

※ 2026年9月5日時点の整理です。新しい基準日が判明し次第、この記事を更新し、更新内容を明記します。

2026年9月6日 訂正:未確認だった3点を撤回しました

この記事に書いた ①「2026年8月27日にOmni 1.1がGA」②「gemini-omni-flash-preview が9月30日に廃止」③「Gemini 3.8 Flash が9月2日リリース」 の3点は、Googleの公式ドキュメントおよび料金ページで確認できませんでした。第三者の解説サイトを情報源にしてしまったことが原因です。撤回します。

公式で確認できた事実は次のとおりです(2026年9月6日確認)。

項目 公式の記載
モデルID gemini-omni-1.1-flash(一般提供/GA)と gemini-omni-flash-preview(プレビュー版)の2つが公式に並存。料金は同じ(2026年9月9日確認。9月6日時点ではプレビュー表記のみでした)
料金 720pで1秒あたり5,792トークン ≒ 約$0.10/秒。他解像度の単価は非公開
無料枠 なし(有料プラン専用)
解像度 360p / 720p(既定)/ 1080p・4Kはアップスケール
動画長 単発3〜10秒/10秒刻みの延長で合計40秒まで
廃止予定 Omniについては告知が見当たりません。料金ページの廃止告知はVeo 3・Veo 2(2026年6月30日)

詳細はGeminiの動画生成に無料枠はない|料金・解像度・40秒の条件を公式で確認したにまとめています。

出典:Gemini Omni Flash で動画を生成、編集する/Gemini Developer API の料金(いずれも2026年9月6日確認)

その記事はいつの情報か|AI動画の解説記事を、日付ではなく中身で判定する

先に結論です。

  • AI動画ツールの記事は公開から数か月で内容が無効になります。この記事も例外ではありません。
  • だから読者側に判定の手段が要ります。投稿日ではなく、本文に出てくる固有名詞で古さを測るのが最も確実です。
  • 「2026年最新版」というタイトルは目安になりません。2026年は1年あります。
  • この記事はチェックリストとして使える形にしました。新しい情報が出るたびに更新し、更新したことを明記します。

なぜ日付が当てにならないのか

多くのメディアが記事の投稿日や更新日を表示しています。ところがこの日付は書き換えられます。本文を直さずに日付だけ新しくしても、外からは区別がつきません。

一方で本文に出てくるモデル名やバージョン番号は書き換えられません。書き換えるなら本文そのものを更新する必要があるからです。だから固有名詞のほうが、日付より正確な鮮度の指標になります。

当サイトが全記事に実測日を表示し、それを記事の最終更新日と自動で連動させているのも同じ理由です。手で書き換えられる仕組みにすると、いずれ実態と合わなくなります。

判定チェックリスト(2026年9月時点)

記事に書いてあること その記事の情報が古い基準日
Sora / Sora2 が現役として紹介されている 2026-04-26 より前(Web版・アプリ版の終了日)
Sora APIが使える前提で書かれている 2026-09-24 より前(API終了日)
Seedance 2.0 が最新として扱われている 2026-07-31 より前(2.5のリリース日)
MiniMax H3 が登場しない 2026-07-31 より前
Gemini Omni Flash が登場しない 2026年5月のGoogle I/Oより前
Geminiの透かしが「消せない」と書かれている 2026-08 より前(可視透かしのオフ設定が追加)
Geminiの動画生成が「無料で使える」と書かれている 要注意。アプリ無料プランは動画生成の対象外です
Geminiの1080p・4Kを「ネイティブ生成」と書いている 誤り。アップスケールと提供元が明記しています
Geminiの動画長を「一発で40秒」と書いている 誤り。単発は3〜10秒で、40秒は延長の累計
HeyGenに「Teamプラン」が出てくる 現存しません。現行はFree/Creator/Pro/Business/Enterprise
HeyGenの料金記事に「クレジット」が1度も出てこない 2026年のクレジット制移行より前
HeyGenのAvatar IVが1行で単一の数値 現在はフォトLook 16/動画Look 31に分岐済み

下の5行は、この記事を書いてから公開するまでの数日で足したものです。チェックリストが自分自身の主張を実演してしまいました。

使い方は単純です。読んでいる記事にこれらの記述があったら、その時点で情報が古いと判断できます。投稿日が今月でも同じです。

もうひとつの指標——書いていないことを見る

古い記事は間違ったことを書いているとは限りません。その後に起きたことを書いていないだけ、という形が多いのです。

たとえば「商用利用OK」と書かれた記事があったとして、それ自体は正しいかもしれません。しかし入力素材が学習に使われる条項に触れていなければ、受託で使う人にとっては判断材料が足りていません。

だから「書いてあることが正しいか」だけでなく「必要なことが書いてあるか」も見る必要があります。当サイトが商用利用を4つの軸に分解したのは、この抜けを見つけやすくするためです。

料金体系が変わったときは、数値より「体系」を見る

個別の数値より強い判定材料があります。料金の仕組みそのものが切り替わった場合です。

HeyGenは2026年に、プラン内で使い放題だった構造からクレジット制へ移行しました。この場合、単価の正誤を1つずつ照合するまでもなく判定できます。

  • 「クレジット」という語が1度も出てこないHeyGenの料金記事は、移行前のものです
  • 「Teamプラン」が出てくる記事も移行前です。現行にTeamは存在しません

体系が変わると、プラン名ごと消えます。数値の食い違いは「値上げなのか誤記なのか」で迷いますが、存在しないプラン名なら迷う余地がありません。

表の「行の分かれ方」でも分かる

細かいですが、よく効く目印がもうひとつあります。同じ機能が、途中から複数の行に分かれることがあります。

HeyGenのAvatar IVは、現在フォトLookと動画Lookで単価が分かれています(16と31クレジット/分)。Avatar IVが1行にまとまっていて単一の数値しか書かれていない表は、分岐前の情報です。

正解の単価を知らなくても、表の構造だけで古さが判定できます。

実例:上位記事を2本、判定してみる

2026年9月11日に、検索上位の記事を実際に2本判定しました。いずれも他社の記事なので、サイト名は出しません。

例1:「HeyGen 商用利用」の1位

見えたもの 判定
本文に「2025年7月現在」と明記 自己申告。これ自体は誠実です
「Teamプラン $39/月/シート」が載っている 現存しないプラン。移行前で確定
「クレジット」の出現が0回 クレジット制移行前で確定
無料プランが「月3本・720p」 現行は最大1分。条件が変わっています

公開2025年5月、更新2025年9月。1年以上そのままでした。

ただし、ここが重要です。このサイト自体は毎日新しい記事を出しています。止まっているのではなく、新規投入を続けながら既存記事を更新していない。「更新が止まったサイトだから古い」という見分け方は通用しません。

例2:「HeyGen クレジット」の上位

日本語では最も詳しく書かれていた記事です。機能別の単価表が載っていました。

その記事の記載 公式(2026年9月11日確認)
Avatar V 20クレジット/分 48クレジット/分
Avatar IV 20クレジット/分(1行) フォトLook 16/動画Look 31(2行に分岐)
Avatar III 動画Look 3クレジット/分 4クレジット/分

前の章で書いた「Avatar IVが1行の表」が、そのまま出てきました。

この記事は、その数値を根拠に「Avatar IVはAvatar IIIの約7倍」と説明しています。20÷3の計算です。現行の数値なら48÷4で12倍。数値だけでなく、そこから導いた結論まで変わります。

予算を立てる用途なら致命的です。Avatar Vを20クレジット/分で見積もると、実際の2.4倍作れる計算になります。単価はHeyGenのクレジットは何分で尽きるのか|Avatar Vは1分48クレジット、Creatorなら12分半で確認できます。

いちばん腐っていたのは、ツールの公式サイトだった

ここまで「解説記事が古いかどうか」の話をしてきました。前提が甘かったので訂正します。

2026年9月に2つのツールを調べたところ、提供元の公式サイトの中で、同じ項目の数値が食い違っていました。解説記事が古いのではなく、参照元が割れていたのです。

例1:公式FAQと公式料金ページが違う

無料プランの項目 公式FAQ 公式料金ページ
画質 480p SD 720p HD
動画の長さ 最大1分 最大10分
プラン構成 Free/Basic/Plus Free/Plus/Business
保存プロジェクト数 12件 12件(ここだけ一致)
FlexClipの公式サイト内の2ページを2026年9月12日に比較。英語版・日本語版とも同じ結果でした

プロジェクト数だけが一致しています。これは片方が旧プラン体系のまま更新されていないことを示しています。詳細はFlexClipは商用利用できるのか|公式FAQで確認したら、プランではなく素材で決まっていたに書きました。

例2:公式ヘルプ・料金ページ・実アカウントの3つが違う

無料枠 公式ヘルプ 公式料金ページ 実アカウント
クレジット数 15 記載なし 30
DomoAIについて2026年9月12日に確認。有料プランの金額とクレジット数は、ヘルプと料金ページで一致する行がひとつもありませんでした

そのヘルプ記事の末尾には、こう添えられていました。

You can verify current pricing and discounts on DomoAI’s official pricing page

(現在の価格と割引は、公式料金ページでご確認いただけます)

提供元自身が、自分のヘルプの鮮度を保証していません。詳細はDomoAIの無料枠はいくつか|公式ヘルプ・料金ページ・実アカウントで数字が3つとも違うに書きました。

だから、判定の手順が1つ増えます

「公式に書いてあった」だけでは足りません。公式のどこに書いてあったかまで見る必要があります。

公式の場所 鮮度の傾向
料金ページ いちばん新しい。課金が発生するページなので放置されにくい
利用規約 改定日が明記されることが多く、判定しやすい
ヘルプセンター・FAQ いちばん古くなりやすい。プラン改定に追従しないまま残る
当サイトが2026年9月に複数ツールを確認した範囲での傾向です

解説記事がヘルプセンターを引いていた場合、その記事は書いた時点で既に古かった可能性があります。書き手が手を抜いたとは限りません。

当サイトも数値を引くときは、料金ページと規約を優先し、ヘルプを引くときは記事の日付を見るようにしています。

この記事自体について

上の表は、いずれ古くなります。新しいモデルが出れば行が増え、既存の行の意味も変わります。

だから当サイトでは、この記事を更新し続ける前提のページとして扱います。新しい基準日が判明したら追記し、更新したことを記事内に明記します。黙って書き換えることはしません。

そのうえで、読者の方にお願いがあります。この表に載せるべき変更を見つけたら、お問い合わせからお知らせください。この分野で個人が全部を追い切るのは無理があります。

当サイトも間違えました(2026年9月11日)

ここまで判定基準を並べてきましたが、当サイト自身が同じ型の失敗をしています。

2026年9月6日、HeyGenの記事で「Proプランの上限額は公式に記載がない」「Businessのクレジット数の記載が見当たらない」として、それまで書いていた数値を撤回しました。

9月11日に確認したところ、どちらも公式料金ページのFAQに明記されていました。撤回のほうが誤りでした。

原因は、FAQがアコーディオン形式で開かないと読めなかったことです。プラン比較表だけを見て「記載がない」と判断しました。「見つからなかった」を「書かれていない」と書いてしまった。

これも、この記事のチェックリストに載せるべき失敗の型です。撤回は取り消し、経緯はHeyGenは商用利用できるのか|無料プランが使えない理由と、アバターに必要な同意動画の末尾に残しています。

まとめ

  • AI動画分野では投稿日より本文の固有名詞のほうが鮮度の指標として正確
  • 「2026年最新版」は目安にならない
  • 古い記事は間違っているのではなくその後を書いていないことが多い
  • この記事も古くなる。上の表は、この記事を疑うためにも使ってください

※ 2026年9月5日時点の整理です。新しい基準日が判明し次第、この記事を更新し、更新内容を明記します。

2026年9月6日 訂正:未確認だった3点を撤回しました

この記事に書いた ①「2026年8月27日にOmni 1.1がGA」②「gemini-omni-flash-preview が9月30日に廃止」③「Gemini 3.8 Flash が9月2日リリース」 の3点は、Googleの公式ドキュメントおよび料金ページで確認できませんでした。第三者の解説サイトを情報源にしてしまったことが原因です。撤回します。

公式で確認できた事実は次のとおりです(2026年9月6日確認)。

項目 公式の記載
モデルID gemini-omni-1.1-flash(一般提供/GA)と gemini-omni-flash-preview(プレビュー版)の2つが公式に並存。料金は同じ(2026年9月9日確認。9月6日時点ではプレビュー表記のみでした)
料金 720pで1秒あたり5,792トークン ≒ 約$0.10/秒。他解像度の単価は非公開
無料枠 なし(有料プラン専用)
解像度 360p / 720p(既定)/ 1080p・4Kはアップスケール
動画長 単発3〜10秒/10秒刻みの延長で合計40秒まで
廃止予定 Omniについては告知が見当たりません。料金ページの廃止告知はVeo 3・Veo 2(2026年6月30日)

詳細はGeminiの動画生成に無料枠はない|料金・解像度・40秒の条件を公式で確認したにまとめています。

出典:Gemini Omni Flash で動画を生成、編集する/Gemini Developer API の料金(いずれも2026年9月6日確認)